九曜の起源はインド占星術による分類
インドの九曜(ナヴァグラハ नवग्रह, navagraha)は、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥの9つの天体(または惑星)を指します。これらの天体は、人間の運命や幸運に影響を与えると信じられており、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダや占星術などにおいても重要な役割を担っています。ナヴァグラハは略してグラハとも言います。
九曜は、 七曜(日・月・火・水・木・金・土)に羅睺 (らご) と計都 (けいと) の二星(実際には存在しない)を加えたものです。インド暦法が起源とされ、陰陽道、占いでも九曜の概念があります。家紋でも 「九曜紋」があり、日本でも古くから馴染みがあります。
パワーストーンには、それぞれの九曜に対応する石が存在し、その石を身に着けることでその九曜からのポジティブな影響を受けるとされています。以下に、それぞれの九曜に対応する石を紹介します。

九曜とパワーストーンの分類
- 太陽:ルビー、ガーネット、サンストーン
- 月:パール、ムーンストーン、シルバー
- 火星:レッドコーラル、カルサイト、アンバー
- 水星:エメラルド、アクアマリン、ペリドット
- 木星:イエローサファイア、シトリン、トパーズ
- 金星:ダイヤモンド、ホワイトサファイア、クンジャダム
- 土星:ブルーサファイア、ラピスラズリ、オニキス
- ラーフ:ホワイトハウライト、アメジスト、ゴメズ
- ケートゥ:カットトゥルーサファイア、カットネル、ハディア、カットラポライズドトルマリン
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