パワーストーン効果と効能『ペリドット』

ペリドット
ペリドット

ペリドットは地球の中心付近にあたる、上部のマントルの主要成分であり、火山の近くで産出されています。
ハワイ産、アリゾナ産、ブラジル産などが多いです。
溶岩の塊と一緒に地表に出るため、急激な減圧により、原石は小さな粒に砕けてしまいます。
その為、無傷で大きな結晶は希少といわれています。

鉱物としてのペリドット

〇和名:橄欖石(かんらんせき)
〇 成分:(Mg,Fe)2SiO4
〇 結晶系:斜方晶系
〇 モース硬度:6.5 ~ 7
〇 比重:3.2 ~ 3.4
〇 色:黄緑色 緑色 帯褐緑色 (黄緑色は、鉄やマグネシウムの含有量によるものです。鉄分が多いほど緑色が濃くなり、マグネシウムが多いと黄色が強く出ます。
〇 石言葉は「夫婦の幸福 希望」
〇 8月の誕生石。
〇 おもな産地  ハワイ、オーストラリア、ブラジル、アメリカ合衆国 またミャンマー、エジプト。

パワーストーンとしてのペリドット

この石は、非常に歴史のあるパワーストーンで、古来より、不運をはねのける魔除けの石、また悪霊を祓う力があると信じられとして大切に扱われてきました。
その際、ぺリドットは、ゴールドと一緒に組み合わせる事が良く、最高のパワーである霊的な魔よけ効果が得られると言われています。
教会の装飾品にも多く見られるのは、そのせいともいわれています。

4000年ほど前の古代エジプト王朝は、太陽神を崇拝しており、「黄金の太陽」を象徴する石としてぺリドットが崇められていました。

古代のローマ人もこのジェムストーンが好きであり、人工の光でさえ変化しない緑色の輝きから、夜のエメラルドなどと呼ばれていました。
旧約聖書、新約聖書にもペリドットが出てきます。
十字軍が遠征した際、エジプトのセント・ジョーンズ島(カリブ海にも同名の島がありますが別)からこの石を持ち帰りましたが、その島は、古代エジプト人たちがぺリドットを採掘していた場所と同じでした。

宝石としても良く知られており、新緑のようなグリーンは癒しの色でもあり大変人気があります。

効能は、やはり太陽に関するものであり、抑うつを解消したり、心身を活発にする作用です。
持つ人をいつも精力的な状態にしてくれるでしょう。健康のお守りとしてもとてもおすすめです。

また、巷にあふれるネガティブな情報にも惑わされなくなり、希望への道を明るく照らします。
また、夫婦円満の石としても昔から世界的に有名です。

浄化方法

  • 日光
  • 月光
  • お香セージ
  • 流水
  • 水晶クラスター

◎日光。水には強い石です。

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