星座石と誕生石

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日本では、パワーストーンといえば12か月の誕生石が有名ですが、海外(西欧)では星座石という分類もメジャーです。

星座石とは

星座石とは、12星座に対応する宝石のことを指します。各星座にはそれぞれ特定の宝石が割り当てられており、それらの宝石はその星座と深い関係があるとされています。星座石は、占星術や星座学に興味を持つ人々にとって、興味深い話題となっています。星座石には、それぞれの星座が持つ特性や象徴的な意味が込められており、身に着けることでその星座の力を借りることができると信じられています。星座石は、誕生石とは異なり、誕生月ではなく星座によって割り当てられています。

以下、代表的な星座石の分類です。

牡羊座3/21~4/19ガーネット、カーネリア、ダイヤモンド、ブラッドストーン
牡牛座4/20~5/20アクアマリン、サファイア、セレナイト、ローズクオーツ
双子座5/21~6/21アクアマリン、アゲート、サードニクス、シトリン、ジャスパー
蟹座6/22~7/22グリーンアベンチュリン、クレソプレーズ、パール、ムーンストーン
獅子座7/23~8/22アンバー(琥珀)、オニキス、シトリン、ダイヤモンド、ルビー
乙女座 8/23~9/22アマゾナイト、カーネリアン、サードニクス、トパーズ
天秤座9/23~10/23エメラルド、オパール、ジェード、トルマリン、ペリドット
蠍座 10/24~11/22ガーネット、オパール、カーネリア、サードニクス、ルビー
射手座 11/23~12/21カルセドニー、ターコイズ、トパーズ、ラピスラズリ
山羊座 12/22~1/19アメシスト、オニキス、キャッツアイ、ターコイズ
水瓶座 1/20~2/18アメシスト、オパール、サファイア、ターコイズ、ロッククリスタル
魚座 2/19~3/20アクアマリン、アメジスト、ジェード、ブラッドストーン、ロッククリスタル

誕生石とは

誕生石とは、誕生月によって割り当てられた宝石のことを指します。誕生石は、その宝石が持つ特別な意味やパワーを象徴し、誕生月を祝うための贈り物として人気があります。誕生石は、伝統的には古代から存在しており、さまざまな文化や信仰において重要な役割を果たしてきました。例えば、古代のローマでは、誕生石を身に着けることで、その月の神が守護してくれると信じられていました。

有力な説としては、旧約聖書に由来するもので、【出エジプト記】に出てくるイスラエルの祭司長の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石、同じく旧約聖書【ヨハネの黙示録】のなかに理想郷として描かれた聖都の12 の城門の土台を飾る宝石に由来し、これらはイスラエル12部族(Twelve Tribes of Israel)の象徴と言われています。

また、紀元前バビロニアのカルデア人によって創られたとされる西洋占星術において黄道十二宮にそれぞれ宝石が配されており、天頂にある星座を象徴する石の力が最も強くなると信じられていたことから月々の石を順次取り替えて身に着ける習慣となったことに由来されるとされています。なお、古代バビロニアのカルデア人は旧約聖書の流れを組むセム系民族(ユダヤ人)であることから、旧約聖書の影響を受けていることは明らかでしょう。

これが現在の誕生石の基礎となり、20世紀に入り米国や日本でも宝石業界や占いなどで誕生石を定め一般化していきました。

一般的な誕生石の分類

  • 1月 – ガーネット
  • 2月 – アメジスト
  • 3月 – アクアマリン、ブラッドストーン
  • 4月 – ダイヤモンド
  • 5月 – エメラルド
  • 6月 – 真珠、ムーンストーン、アレキサンドライト
  • 7月 – ルビー
  • 8月 – ペリドット、スピネル
  • 9月 – サファイア
  • 10月 – オパール、ツアマリン
  • 11月 – トパーズ、シトリン
  • 12月 – ターコイズ、タンザナイト、ザイルグレイス

なお、誕生石の種類には地域や文化によって若干の違いがあります。また、同じ月に複数の誕生石がある場合もあります。

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